FC2ブログ
The link at the date of the calendar is an entry.
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告
33) 向こう側の世界
2007-05-01 Tue 14:07
title=
32) 心、こころ、ココロ からの続きです





駅でロボットのような人々を見る

生きていることを忘れた顔をした人々

目線を下にしてニコリともしない人々

一日の始まりに 気が重そうだ

日が沈む事も 日が昇ることも

どうでもいいと思ってる

そんな一日を積み重ねて

何になるのだろうか





↓よければ 励みくださいm(__)m
FC2ブログランキング






新宿駅に着いた
ラッシュの時間を外れていた為 混雑はなかった
ホームから改札を抜ける間も 比較的真っ直ぐ歩く事ができた

何本かの路線が止まっている
人身事故で電車が遅れていることを 場内アナウンスが教えてくれている

東京の電車は良く止まる いやっ止められる
身を投じる人々に






今日は平日の月曜日
最も自殺者の多発する曜日 ブルーマンデー

週の始まりを迎えた者が また繰り返される一週間の事を考え
命の灯を自ら消す事を選択するに 相応しい曜日

自殺してしまった者へ 生き残ってる人が言う
「死ぬ気になれば何でもできただろうに」と

実際には違う
当時も現在(いま)も 俺の考えはこんな風だ
大抵の人は 死ぬ気にさえならないから 命の灯を消すのだ
死ぬ気になるくらいの気持ちを持って生きている人に
死にたいという感情がうまれてこよう筈もない

自殺した者は天国へは行けない
自殺した者は地獄へ堕ちる
有名な宗教も自殺を良しとは説いていない
自殺して天国になどいけるものかと説いている

[死んで天国 生きての地獄]
このコピーを何かの本で目にしたことがある。

俺にとっての生き地獄とは
生き甲斐も 死に甲斐も 持てない 彷徨ってる状態を指す

彷徨う道を選んだわけではない
彷徨ってでも生きる道を選んでいるのだ
[死んで天国 生きての地獄]のコピーを
[死んだら天国 生きてこその地獄]と言葉を変えて









 

トランクについた車を カラカラと鳴らし新宿地下街のサブナードを通り
歌舞伎町の地上へと出る

新宿プリンスホテルの側のグリーンプラザに熱帯魚屋さんの店があった
そこの店で大きな水槽を購入した
ついでに仲間も増やし 水草もたくさん増やしてやった

今日の夕方までにここに届けて欲しいと代金と店のカードを渡し
看板も何も出ていないので 8Fに着いたら電話を鳴らすよう伝え
ビニール袋に入れていたテトラ達も一緒に預ける

新しい大きな水槽と 新しい仲間と 新しい水草 の環境を用意した




誠二さんの口から声が出たのは11時近くだった

「お早ようございます 一也さん眠れましたか?」
ベッドの上においてあるトランクに気付き

「荷物持ってきたんですか!? じゃぁ 仕事は」
「今朝方 上司に辞めると伝えてきました」

「何も言われなかったですか?
 辞める理由とか 店の事とか 話しをしたんですか?」
「まさかっ(笑) そこまで本当の事は言ってません
 ただ 何も聞かないで欲しい やりたい事があるとだけ」

「うわぁっ 一也さん 有難うございます!
 やったっ 今日から一也さんと 毎日一緒に働けるわけですね
 心強い 本当にありがとうございます!」
寝起きの顔そのまんま 目ヤニつけたまま 笑顔を見せる

俺は浴室で誠二さんのシャワーを浴びてる音を 一人聞きながら
誠二さんの言った 一緒に働ける という言葉を少し気にしていた
一緒に働くといっても 中身が違う
見ず知らずの男達と裸になる俺と 電話番をする誠二さん
本当の意味での一緒ではない  が、繋がりが濃くなったのは確かだ

気持ちを切り替えねばっ
感傷のフィルターをいつまでもしているわけにはいかない
現実を見つめ 前に進まなくては





シャワーから出てきた誠二さんに二つのお願いをした
一週間抑えてあるこの部屋に 荷物を暫くおかしてもらいたいこと
今日の店の開業時間を15時にしてもらいたいことの二つ

何でも言うことを聞いてもらえる事に少し甘えた
誠二さんは「今日は休んでもいいくらいだ」と言ってくれた
憎めない人だ

15時にして貰った理由は不動産屋を巡りたかったからだ
部屋を見つけないと何も手がつかない
誰にも気を遣わずに 独りになれる空間
それがないと 落ち着かないのだ

知り合いがいる不動産屋があるとのことで そこに連絡をとってくれた
兄貴口調で
「おぅ 俺やっ 今から行く 新宿でお勧めの部屋 見繕っておいてくれ」

一人で探そうと思ってのお願いだったが
電話のやり取りを聞き 一緒に行く事が判明した





「これかぁ 家賃幾らや!?」
「管理費込みで30万円です 値下げさせて1~2万ってとこですね」

「10万くらいにしてやってくれ」
「無茶ですよ いくら何でも... それは無理です」

と不動産屋は笑うが 誠二さんはいたってマジだっ

「大家どこの誰や?」
「田坂さんです そこのダイヤモンドビルのオーナーの」

この会話の30分後には大家と連絡をとり
俺は10万円で部屋を借りられることとなった

何ともあっけないものだ 1時間とかからない
物件が決まり ことの他喜んでるのは俺ではなく誠二さん
「いい仕事した」と満面の笑み
加えて「ただでもイけたかなぁ?」と失敗したような口ぶりだ

何とも早業だった 面食らった
何で? どう言ったのか?
不動産屋の外での携帯でのやりとりは知る由もない

10万円で新宿のど真ん中の2LDKに住める!?
敷金も礼金もなし!? 書類なし!?
オートロック!? 床暖!? カメラ付インターホン!?
予想外の展開だった 手品だ 魔法だ
結局 物件を紹介してくれた不動産屋を介する事無く
翌日に2LDKの部屋のカギを手にすることとなる


裏は聞かない 裏は知らなくていい そっち側は誠二さんの世界


だがしかし こんな早業と裏技では 部屋が決まっても 落ち着かない
落ち着く筈がない 不安だらけだ

遅れること無く 店...  というには相応ではない
事務所に到着した
誠二さんがカギを開ける 何もないのにカギはある(笑)

昨日と同じ部屋だが 昨日との違いが目に飛び込んだ
電話にメッセージの応答ランプが点滅していた
俺は「誠二さん!!」と声をあげ
電話機の留守メッセージのボタンを押した

[33件です]

目を見開き 顔を見合わせた
メッセージに耳を澄ます

[0時30分 プーッ プーッ]
[0時55分 プーッ プーッ]
[1時20分 んんっ(咳払い) プーッ プーッ]
[1時45分 プーッ プーッ]

恐らく 全て無言だろう

俺がフリーの時に 初めて吹き込みした夜もこんな風だった

アタリは悪くない!

上々だっ!!















34) 本日OPEN 】 へ続く

↓よければ 励みくださいm(__)m
FC2ブログランキング

別窓 | ■ SHOUT ■ | コメント:4 | トラックバック:0
<<32) 心、こころ、ココロ | 新宿タワー~ゲイとノンケと時々オンナ~ | 34) 本日OPEN>>
この記事のコメント
読みました!!
「続く」のタイミングが・・・・・凄すぎます。
2006-10-03 Tue 23:27 | URL | バシ #-[ 内容変更]
To.バシさん
意図的でないよ
ここまでしか本当書いてない
しかも明日upしようと思ってたん

今から続き書くね
大事なバシさん他 訪問いただいてる方の為に^^

愛してますyo

G@TEN
2006-10-03 Tue 23:31 | URL | G@TEN #qNXjQhIg[ 内容変更]
ほんとだね・・
こんばんは♪また来ちゃいましたよぉ~

ほんとに・・続くタイミングいいですね~(´Д`;)

G@TENさんの書かれる文章好きです。(告白?
しっかり、リアルに想像して読ませてもらっています。

【報告】
今日、携帯の待ちうけ(鳥の写真)を友に褒められました♪
欲しいと言うのであげました♪

それから・・
消えて失くならないで。
愛してるから(*´∀`*)フフ
2006-10-04 Wed 00:41 | URL | 風太 #SFo5/nok[ 内容変更]
To.風太さん
いつもありがと!

続くはね 今日はここまでっとか区切りのいいとこで
終わらせてる

俺の中では思い出し思い出し書いているから
変なところにこだわったり 伝えたいこと飛ばしたりと
暗中模索と試行錯誤を繰り返して
何とか一本!と思い やってますっ

でも愛読いただいてると
嬉しいですねぇ いつも一人じゃない感がして
頼もしい限りっすよ!

今日は遅めのレスでごめん ご愛嬌!

なっ!
だろっ?

G@TEN

 
2006-10-04 Wed 02:08 | URL | G@TEN #qNXjQhIg[ 内容変更]
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| 新宿タワー~ゲイとノンケと時々オンナ~ |

ブログ内検索

。RSSフィード。   ...   ・・

アクセス数:
なかのひと